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履修カルテの準備はお済みですか?

履修カルテとはなんですか?

教員免許の取得を目指す学生が、教職課程科目の「教職実践演習」を履修する際に必要となる履修記録です。
「教職実践演習」とは、2010年度の入学生が4年次に必ず受講しなくてはならない教職課程科目です(2008年の法改正により、2010年度以降の入学生を対象に義務付けられました)。
「教職実践演習」の履修には、教職課程科目の「履修カルテ」の作成と提出が必須となり、授業開始までに準備が整わない場合は、授業を履修することができません。つまり「履修カルテ」が無いと、教員免許をとることができません。
また、履修した教職課程科目の全てが「履修カルテ」の対象となるため、教職課程科目の履修を始めたタイミングで「履修カルテ」を作成しなければなりません。

何を記録すれば良いのですか?

文部科学省は、授業ごとに「学生自身の振り返り(自己評価)」、「教員からのアドバイス(評価コメント)」を記録するよう例示しています。またこれらに加えて、授業で学んだことや成績、それに対する気付き、考察などの記録や、ボランティアなどの学外活動に対する記録を残すようにしている大学もあります。

これらの記録を用いることで、学生は授業の中で自分が何を学んだのかを振り返ると共に、今後どのような学習が必要なのかを自分で考えるための手がかりにすることが可能になります。

どのように記録すれば良いのですか?

記録方法は定められておりません。現時点では、多くの大学がワードやエクセルのファイルを学生に配布し、学生が自分で記録する方式を取っております。

学生は授業の結果について日々記録を行うと共に、授業または学期の終わりに「自己評価」を記録いたします。その後、教員は「履修カルテ」を一旦回収し、授業の成績を付けるタイミングで「評価コメント」を記録いたします。

電子化するメリットは何ですか?

管理作業が省力化できる、機密性を向上できる、履修記録の再活用が可能になる、早いうちから学生のフォローが可能になる、という4点があります。

まず、管理作業が省力化できる、というメリットがあります。
履修カルテは要所要所で学生が教員に提出し、それを教員がチェックし、コメントを書き入れ返却する必要があります。プリントアウトした紙や、ワードなどのファイルで学生とやり取りをすると管理が煩雑ですが、電子化するとまとめて管理することができますので、この作業を省力化することができます。

次に、機密性を向上できるメリットがあります。
「教職実践演習」までの教職課程科目については、その授業の担当教員と学生の間で履修カルテを記録します。「教職実践演習」の担当教員については、受講者が記録した今までの履修カルテを全て把握した上で、教職実践演習自体の履修カルテを記録します。
ペーパやワードなどのファイル管理の場合、履修カルテを取り纏める途中経過で紛失する恐れがありますが、電子化されている場合は紛失の恐れはありません。さらに、後々の電子化を計画している場合は、早い段階で電子化することにより、データ移行のコスト削減にも効果があります。

そして、履修記録の再活用が可能になる、というメリットがあります。
学生が記録した授業ごとの記録を分析することで、授業ごとの学生の傾向を把握することが可能となり、教員へのフィードバックや翌年度のカリキュラム設計に役立てることができます。また電子化されていれば、出身高校や他の科目の履修傾向など、他の情報と結びつけて分析を行うことも可能です。

最後に、早いうちから学生のフォローが可能になる、というメリットがあります。
ワードなどのファイルを学生が個人で管理する形式では、教職員は提出直前まで状態を把握することができません。しかし、電子化した場合は教職員が学生の記入状況をリアルタイムで把握できるため、記入内容を指摘したり、記入を促したりするなど、前もってフォローを行うことが可能です。

履修カルテ電子化のためにはどのシステムを入れれば良いのですか?

弊社の「CARE ポートフォリオ」をご利用ください。「CARE ポートフォリオ」は、授業や学外活動などの記録を残す機能があります。もちろん学生が記入した内容を、教職員がチェックしたり、コメントを残したりすることも可能です。記録する内容や運用についてご要望がございましたら、お気軽にお問い合わせください。

詳しくはポートフォリオシステム

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